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なっとく法律相談  2002年7月 1日 更新

通っていた専門学校が破産! 受講料はどうなる?

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Q.

 最近通い始めた専門学校が破産し、教室を閉鎖してしまいました。受講料として30万円を一括で支払ったのですが、授業全84回のうち4回のみを受講しただけです。
 どうにか返金してもらう事は無理でしょうか?

(20代後半:女性)

A.

 受講料のうち、実際に受講できなかった部分については、債務不履行となり、未受講分相当額を請求できます。

 ただ、債務者が破産した場合には、他の債権者との平等を図るため、個別に受講料の返還を請求することができなくなります。裁判所から「債権届出書」が送付されますので、これに学生証の写しなど受講を証明できるものを添付して返送してください。破産管財人がその人の債権の額を認めるかどうかチェックし、債権が認められると、配当に加わることができます。

 もっとも、債務者が破産した場合、債務者に残っている財産から他の債権者の担保となっている財産を除いたものからまず税金が差し引かれ、次に未払い給与などが支払われます。一般の債権はこれらが支払われた後、さらに財産が残っている場合に、債権の額に比例して配分されます。
 破産した債務者は、財産(不動産など)の大半に担保が設定されており、他にみるべき財産がないことが多いため、一般債権者の支払いに当てられる財産はわずかです。残念ながら、受講料の返還は非常に厳しいといえます。

 専門学校や英会話学校の破産の場合、受講者の会などが設立されたり、同業他社が受講生を受け入れ、同様の講座を提供することがあります

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