なっとく法律相談 2002年9月 3日 更新
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私はは21歳の大学4回生です。
今年の4月中旬にある不動産会社から内定をいただき、その1週間後にその会社に出向き、正式な書類にサインをしました。書類の名称は忘れましたが、親の承諾書とか、「御社に入社します。」という書類などがあったと思います。そのときは勢いでサインしてしまった気がありました。でも最近、これでいいのか?と思い出しサインしたことを後悔する念が強くなったきました。納得した進路選択をするためにこの会社の内定を辞退することはできるのでしょうか?
(20代前半:男性)
内定の辞退について検討する前提として、内定の法的性格が問題となります。この点について判例は、卒業できない等の解約事由に基づく解約権が留保された、所定の入社日以降効力を発生させるという期限付労働契約の成立とみています。
これを前提とすると、内定が出された時点で会社とあなたの間には労働契約が成立していることになります。誓約書は、労働契約成立後、これを書面にして確認するという程度の意味しかありません。
そして、労働者には退職の自由がありますので、内定を辞退することができます。また、内定辞退により損害が生じたとしても、労働者に責任追及しうるケースはほとんど考えられません。
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