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なっとく法律相談  2003年1月20日 更新

高齢の父に、女が急接近!財産を守りたい!

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Q.

 父は耳が遠く、眼もあまり見えません。そのうえ歩けなくなりました。

 そこへ、元気だった頃の知り合いの飲み屋の女が、急に父に近づいてきました。いまでは、父は娘の私より女のいうことのほうを聞いております。

 父は、頭はしっかりしていますので成年後見制度があてはまりません。何か他に父の財産を守る方法はないのでしょうか。

(50代:女性)

A.

 判断能力に欠けるところがないならば、自らの財産をどのように処分するかはご本人の自由です。体にだけ障害のある若い男性が、交際している財産目当ての女性のいいなりに自分の財産を処分しそうであっても、家族が法律的な手段で解決できないのと同じです。

 あなたとしては、お父様が女性の都合のよいように財産を使われるのではないかと心配だと思いますが、だまされたりしたわけではない限り、お父様が判断した財産の処分を否定することは出来ません。

 また、お父様が婚姻できる状態の場合(お母様が亡くなられているなど)は、相続の関係から女性との婚姻も心配なさっているのではないかと思います。高齢者の婚姻をめぐる相続人間のトラブルはよくあります。お父様が納得してくださるのであれば、遺言で相続分の指定をしてもらうとよいでしょう。

 もっとも、配偶者には遺留分という相続財産に対する一定の取分がありますので、女性の相続分をゼロとする遺言の内容であったとしても、配偶者となった女性からの遺留分の請求には応じざるをえません。

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