パラリーガル情報 自己破産・債務整理

トップページ > なっとく法律相談 > 競売で夢のマイホーム?

なっとく法律相談  2003年3月17日 更新

競売で夢のマイホーム?

トラックバック(0件) ブックマーク:このエントリーを含むはてなブックマーク(0) Yahoo!ブックマークに登録()この記事をLivedoor クリップに追加(0)

Q.

 競売を利用して安くマイホームが買えないかと考えています。
 どういうリスクがあるか教えてください。

(40代:男性)

A.

 裁判所で行われる競売は、かつては専門業者しか入れない特殊な世界でしたが、最近では一般市民も参加するケースが増えてきています。

 競売物件は市価より2、3割安く買えるといわれます。しかし、トラブルにまきこまれる可能性が高く、高いリスクを承知しておく必要があります。

 まず、複雑な権利関係を背負っている場合があります。裁判所で閲覧できる書類で、ある程度のことはわかりますが、書類からはわからない事情がある場合もあります。
 最も大きな問題は、物件に占有者が居座っていることがあることです。明け渡し交渉は買主がしなければなりません。債務者が居座っているような場合、裁判所は「引渡命令」という文書を占有者に送達してくれますが、無視された場合、多額の費用をかけて、強制執行しなければなりません。

 このようなケースもあります。交渉がもつれ、1年以上も明け渡されず、法的手続きを経てやっと明け渡しを受けたときには内部が使用不可能なくらいに壊されていた。法外な立ち退き料等を請求されて、結局、市場価格で買うよりも高くついた。

 その他にもいろいろなリスクがあります。

  • 戸建・マンション等建物の場合、事前に内見ができないことがほとんど。
  • 閲覧から入札までの期間が短い。
  • 保証金を現金で支払わなければならない(最低競売価格の2割程度)。
  • 落札後のケアーが全くない(瑕疵担保責任など)。
  • マンションなどで管理費用を滞納している場合、落札後に精算する必要がある。
  • 売り出した面積と実際上の面積が異なることがある。

 また、「特別売却」として早い者勝ちで安く売られている物件は、業者も手を出さないものですから、要注意です。

 どうしても、競売物件を購入したい場合は、競売物件の閲覧所で、物件に関する書類(物件明細書、現況調査報告書、評価書)をしっかり見るようにしてください。現地調査もしっかりしてください。
 読み方や、リスクを予想できないようでしたら、競売物件を専門に扱っているコンサルタントや、弁護士に協力してもらうのもいいでしょう。

連情報

トラックバック

メールマガジン「知らなきゃ損する面白法律講座」

まぐまぐ!殿堂入りメールマガジン」に選ばれた、法律関係では購読者数No.1のメルマガを毎週火曜日にお届けします。登録は無料です。(詳細

登録はこちらから 

っとくアンケート

成人年齢の引き下げ-18歳成年制について-

  途中経過

» 成人年齢の引き下げ -18歳成年制について-

な検索ワード RSS 1.0

第1位
(421)
第2位
違反 (276)
第3位
請求 (583)
第4位
慰謝料 (176)
第5位
男女関係 (13)