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なっとく法律相談  2004年9月 2日 更新

条例違反でも逮捕されるの?

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Q.

 法律ではなく条例違反でも、警察に逮捕されたり、訴えられたりするのですか?
 地方によって基準(厳しさなど)が異なってもいいのでしょうか?

(20代:女性)

A.

 「条例」とは、地方公共団体がその自主立法権に基づいて制定する法規をいいます(憲法94条)。
 条例は地方公共団体の議会の議決に基づいて制定・改廃されるもので(地方自治法96条1項1号)、民主的な基盤を持っています。その意味では国会で制定・改廃される「法律」と同じであり、法的な強制力が認められます。法律だから守らなくてはならないが条例だから訓示的だ、ということはありません。立派に(?)逮捕されることもありますから注意してください。

 ある条例の規定が同様の事柄について定めた法律より厳しいものだった場合にどちらが適用されるのか、など、条例をめぐってはいくつか問題点がありますが、法令に反しない限りにおいて、地方公共団体の事務すべてについて定めることができます(地方自治法14条1項)。
 条例により、その地方が独自に抱える問題(たとえば公害問題など)にきめ細かい対応が可能となります。また、他の地方と異なる個性(町並み・文化財・自然動物の保護など)を出していくための指針ともなります。地方によって基準が異なるからこそ、条例の意義があるともいえるのです。

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