トップページ > なっとく法律相談 > 「諸経費」って何なの?
なっとく法律相談 2004年6月29日 更新
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今年の4月から、短大に入学しました。
学校に納入すべき費用としては、入学金・授業料だけだと思っていました。ところがそれ以外に、自治会費・後援会費・同窓会費・学生部諸費(卒業アルバム・校章バッチ・入学式写真代等)の納入をせよ、というのです。大学事務局から何度も電話がかかってきて、支払いを要求されています。
これら費用の合計は8万円強になり、裕福な家庭ならいざ知らず、貧乏家庭の家ではすんなり払える額ではありません。
「絶対支払わないとだめなのですか?」と聞くと、「皆さん支払っており、あなただけ支払わないのは不公平ですから!」と高圧的に攻め立てられる始末で、家族も困惑しています。
上記の諸経費を支払わなければならないのでしょうか?
(20代:女性)
入学の際、学生が負担すべき費用として「諸費用」が明示されていて、かつ、それが学生としての身分を維持するために妥当な内容にかかる費用ならば、支払わなければならないでしょう。
例えば、施設利用代、事務管理費などに当たる費用です。普通は入学手続に関する書類に明示されていますので、まず書類に記載されているかどうか、確認をしましょう。
しかし、その明示がなく入学を許可されたのであれば、払う義務はありません。卒業アルバムなどは受け取れなくなってしまうかもしれませんが、それでもいいのであれば、払う必要はないのです。
反対に、事務局側に、支払い義務の根拠を明確に説明する義務があります。「みんな払っている。支払わないのは不公平」などは、理由になりません。
「その費用に相当するサービスは希望しませんから、払いません。それでも支払いを要求されるなら、書面で理由を明示してください。」と、断りましょう。
先日も、ある大学の新校舎を建てる費用につき、「まるで払うことが義務であるかのような『寄付のお願い』が郵送されてきたが、どう対応すればよいか?」という相談を受けました。これも、全く払う義務はありません。
集計期間: 2008年8月24日-8月30日
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