トップページ > なっとく法律相談 > 融資詐欺(金融詐欺)に引っかかった!見分けるポイントは?
なっとく法律相談 2005年4月11日 更新
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昨年の12月の半ば頃、融資のDMが届きました。限度額が高かったので申し込みをしたところ、「審査に通りました」という連絡がありました。その際、手数料のような料金を払うよう求められたので、数回に渡り、振込みをしました。
その後、約束の融資日に入金がなかったので問い合わせたところ、「他社へ申し込みをしていないか?」と聞かれました。「していない」と断言しましたが、「他社と取引している形跡があるようなので、融資はできないかも」と言われてしまいました。
万一融資不可能な場合は、手数料は返金されることになっていました。しかし、3日程前から連絡もとれなくなっています。
この場合、融資詐欺とみていいのでしょうか? また、お金は戻ってこないでしょうか?
(20代:女性)
融資に先立って様々な名目で支払いを要求し、金銭を騙し取る手口を、「融資詐欺」「金融詐欺」などとよんでいます。ご相談を伺った限りでは、この業者も融資詐欺犯に間違いないでしょう。
勧誘方法は、DM、チラシが主流でしたが、最近は、立派なホームページを開設し、堂々と「法律遵守」を謳って申込者を募る業者も出てきました。
ホームページには、「利用方法」、「商品のご案内」、「返済シュミレーション」など、大手業者のホームページにあるような情報は漏れなく掲載されています。会社名も、「…マートローン」などとして、大手コンビニチェーンの関連会社であるかのように装ったものもあります。
電話も、携帯電話では信用が得られないとみてか、フリーダイヤルを設置、NTTの番号案内にも登録するなど、抜かりがありません。また、金を払い込む銀行口座も、法人名義で開設していたりします。
あるホームページには、
「弊社のホームページを模倣して融資詐欺が行なわれているようですので、十分ご注意ください。… 不審なDM、チラシを受け取った方は弊社までお問い合わせいただきますとともに、最寄りの警察にご一報くださるようお願いいたします」
とまで書かれています。つまり、「弊社」が融資詐欺とはまったく無関係な、良心的業者であるかのように錯覚させる手口であるわけです。
このように、日々巧妙化する「融資詐欺」を見分けるポイントは、
さらに、取引をする前には、各消費者センター等に照会、相談して確認し、被害にあったら、警察、自治体が開設する相談窓口などに必ず届けましょう。
ただし、一度騙し取られた金銭が戻る可能性は、ほとんどありません。犯人が見つかっても、無資力ならどうしようもありません。被害にあわないよう注意することが、最善の策です。
集計期間: 2008年5月4日-5月10日