トップページ > なっとく法律相談 > 「ワンギリ」電話、かけ直したら料金を支払わなければならない?
なっとく法律相談 2001年12月15日 更新
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先日、僕の携帯電話に変なワンコールがあり、その番号へかけたところ、女の人の声のテープで案内が始まったので変だなと思い電話を切りました。その2、3日後、学校へ行くと迷惑電話についての張り紙がしてありました。そこには「その電話番号に掛けただけで10万円程度の高額の請求書が送られてくる」と、書いてありました。友達の知り合いの人は12万円も支払ったそうです。
請求書がきたら本当に支払わなくてはいけないんですか? とても心配です。
(10代後半:男性)
最近、ご相談のように発信番号通知を利用し、携帯電話へのコールを1回で切り、通知された番号にリダイヤルすると出会い系サイトなどの広告の案内テープにつながるという迷惑電話が増加しています。
携帯電話会社各社の案内によると、通話だけで高額の請求をされることはないようです(携帯電話からダイヤルQ2にかかることもありません)。しかし、電話の指示に従って個人情報を伝えてしまったり、発信番号を通知してしまった場合には、請求書が送られてくることがあります。
経済産業省によると、こうしたいわゆるワンギリ電話で掛け直した相手先が音声ガイドにつながり、ガイドに従って登録するなどして申込み、有料サービスに入った場合、「特定商取引に関する法律」の規制対象となり、音声ガイドに従って登録した場合も、利用料の情報を伝えなかったり、利用料は伝えても、入会金などその他の負担が必要なのに隠していた場合は同法に抵触します。このような場合は、被害者が同省の消費者相談室などに相談すれば、同省は業者に改善を指示し、従わなければ業務停止命令を出します。また、取り立てに際して脅迫的な行為があれば、警察とも連携しながら対応をとるそうです。
ただし、業者側がサービスに関する正しい情報を表示していると、ユーザー登録した場合は契約が成立します。通信販売のため、クーリングオフもできません。書面での契約や条件提示が不必要なため、好奇心で電話をかけると、よく理解していないうちに登録してしまう恐れもあるため注意が必要です。
こうした業者は一度支払いに応じると、それ以後も何かと理由をつけて請求してくる可能性がありますので、身に覚えのない請求であれば、きっぱりと断ることが大切です。もし、請求書が送られてきた場合には、最寄の消費生活センターに相談することをおすすめします。
また、こうしたトラブルに巻き込まれないためにも、見覚えのない電話番号へのリダイヤルはできるだけ避け、必要に応じて発信番号非通知機能や迷惑電話拒否機能を利用するなどの対策をとるべきでしょう。
集計期間: 2008年5月4日-5月10日
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