リーガルセキュリティ倶楽部 設立趣意書

NPO法人「リーガルセキュリティ倶楽部」設立にあたって

 長引く経済の停滞と急激な社会の変化が多くの歪みを生み出しています。多くの市民、中小の企業が様々な問題に直面し、解決を迫られています。
 私たちは、法律情報を真に必要としているのはこれらの市民や中小企業であると考え、平成12年10月「法、納得!どっとこむ」というホームページを立ち上げ、法律情報をわかり易くかみ砕いて提供して参りました。今やこのサイトで発行するメールマガジンの購読者は12,500余人となり、ホームページへのアクセスも月20万ページビューに達し、法律相談は年間3,500件に至っております。いかに多くの市民や企業が問題解決のために専門家の適切な助言と情報を求めているかおわかりいただけるかと思います。

 ご承知の通り、現在政府により、法曹人口を増やし、司法を国民生活により身近な存在にしようとする司法改革が進められています。その趣旨は誰もが賛同するものであり、国民が長い間待ち望んだものであります。しかし、単に法曹人口を増やすだけでこの目的が達せられるかは疑問であります。法曹人口の都市集中、地方の過疎化というアンバランスは依然として残るでしょうし、情報提供の機能面でも多くの問題があると思われるからです。

 そこで、ITというもっとも現代的な手法を用い、距離を超えてあらゆる専門士業の先生方への相談・依頼を可能とすると同時に、先生方の広告宣伝の手助けをさせていただき、また専門家の間では情報の共有化を促進しようという知的支援システムを立ち上げることにしました。それが「リーガルセキュリティ倶楽部」です。
 利用する市民にとっては月々わずかな会費を支払うことにより、問題に直面した時は専門家に助けてもらうという「リーガル保険」の意味を持ちます。法律相談、税務相談、経営相談といった込み入ったことだけでなく、日常生活や仕事の上でのちょっとした悩み事についても、専門家が的確なアドバイスをいたします。また相談だけでなく、お仕事を依頼した場合の見積や専門家の紹介、法律文書の自動作成もできます。

 この「リーガルセキュリティ倶楽部」は、13種の専門士業の協力を得て日本全国の市民、中小企業に対して法務・税務・労務・経営に関する情報を提供することにより、社会教育の推進を図る活動及び人権の擁護または平和の推進を図る活動を行い、もって自由で豊かな市民社会の実現を目指すものでありますから、NPO(特定非営利活動)法人として運営されるのがふさわしく、現在その手続中です。また、ネットを使ったこのシステムはその為に独自のプログラムソフトを開発し、現在特許庁にビジネスモデル特許として出願・審査中です。

 この「リーガルセキュリティ倶楽部」の提供するサービスが様々な問題に直面している市民や中小企業の方々に少しでもお役に立つことを祈念してやみません。

 平成14年11月

NPO法人リーガルセキュリティ倶楽部
設立代表者 生 千歳


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