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法律クイズ  2008年3月14日 更新

放火罪はどの段階で成立する?

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Q.

 Aは家に放火しようと考え、丸めた新聞紙に点火しました。Aの行為が放火罪の既遂となるのはいつでしょうか。

  1. 新聞紙に点火した時。
  2. 新聞紙が燃え上がった時。
  3. 火力が新聞紙を離れて家の一部が独立に燃え始めた時。
  4. 火力が家の重要な部分を失い、その本来の効用を喪失した時。
A.

正解(3) 火力が新聞紙を離れて家の一部が独立に燃え始めた時

 放火行為は、『焼損』によって既遂となります(刑法第108条第110条)。 この『焼損』の意義を巡っては色々な考え方のあるところですが、判例は、「火が放火の媒介物を離れ目的物に燃え移り、独立して燃焼する状態に達したときに焼損となり」(大判大正7年3月15日)との立場を示しています。
 よって、火力が家に対する放火の手段である新聞紙を離れて家の一部が独立に燃え始めれば既遂となります

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