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法律クイズ  2008年8月28日 更新

出世払いの返済

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Q.

 ロースクールに入学した甥に「返済は弁護士になったときでいいよ」として、100万円を貸し与えました。ところが、甥は司法試験でカンニングし、受験資格を失ってしまいました。 甥に100万円の返済を求めることができる?

  1. 弁護士になるかどうかは将来の不確かな事実なので、「弁護士になること」は条件であり、条件が成就しなかった以上、甥に100万円の返済を求められない。
  2. 弁護士になるかどうかはいつか確定するので、不確定期限であり、甥が弁護士にならないことが確定した時点で期限が到来した以上、100万円の返済を求めることができる。
A.

正解(2) 返済を求めることができる。

 大審院判決大正4年3月24日は、「出世したら返してくれ、しなかったら返さなくてよい」とのいわゆる「出世払い特約」の貸借について、不確定期限としました。したがって、甥が弁護士にならないことが確定したときに期限が到来し、100万円の返還を求めることができます。

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