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[裁判員制度] 読者の質問にお答えして(7)

 今回も引き続き、読者の皆さんからいただいた質問に回答していきたいと思います。

Q 裁判所に呼ばれる日時はどのくらい前にわかるのですか?
A 裁判が行われる日の6週間前までには通知されることになっています。審理の期間が長くかかりそうな事件については、8週間前までに通知される見通しです。
Q 裁判員候補者に選ばれた人は、いつまで裁判所に呼ばれる可能性がありますか?
A 通知を受け取った翌年の1月1日から12月31日までとなります(2009年は5月21日から)。ただし、裁判の行われる日の6週間から8週間前に通知が届くため、実際に裁判所に行く可能性があるのは、翌々年の2月末くらいまでとなります。
Q 裁判は土日祝日にも行われるのですか?
A 裁判所の休日については、「裁判所の休日に関する法律」という法律に規定があります。これによると、(1)日曜日及び土曜日、(2)国民の祝日、(3)12月29日から翌年1月3日、が休日とされています。したがって、これらの日に裁判が行われることはありません。
 上記の休日に「お盆休み」が含まれていないことに気付かれた方もいらっしゃるかもしれません。お盆休み(8月15日前後)は、裁判所の休日とはされていないため、裁判所自体は開いています(裁判官や職員は交替で休みを取ります)。しかし、弁護人が休みを取っていることが多いため、この期間に裁判の期日を入れることはほとんどありません。この取り扱いは、裁判員制度が開始しても変わらないものと思われます。
Q 裁判員を拒否することはできますか?
A 一般の辞退事由以外に、信条として「人を裁きたくない」という方もいらっしゃると思います。このような場合について、裁判員法は特に規定を置いていません。最高裁も無条件の辞退(拒否)を認めると、同じ人が何度も裁判員をやることになりかねないとして、無条件の辞退は認められないとしています。
 もっとも、裁判員の職務を行うことが当該個人の思想・良心の自由や信教の自由等の憲法上の権利を侵すこととなるような事態は許されませんので、そのような場合には辞退できるように政令が制定されるものと思われます。

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