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ワンクリック詐欺とは?

 サイト閲覧中に年齢認証や動画閲覧ボタンなどをクリックすると、一方的に会員登録されて高額な料金支払いを求められる...「ワンクリック詐欺」の典型的な手口です。

 この手の詐欺は、従来、パソコン上で問題となっていました。
パソコン用のウェブサイトは、一つ作ればほとんどのパソコンで閲覧できるという汎用性がある一方で、携帯サイトは携帯会社ごとに仕様が違ううえに容量等で制限が多く、それぞれに適したサイトを作成するには手間がかかり過ぎたからです。
しかし、「小さなパソコン」ともいえるスマートフォンの普及により、携帯端末でもウェブサイトを閲覧するための基本ソフト(OS)の統一化が進み、それに伴ってワンクリック詐欺の被害も多数報告されるようになりました。

 その手口は、冒頭のようなもののほか、「不特定多数にURLを記載したメールを送り、アクセスさせる」「不正サイトを検索サイトの上位に紛れ込ませ、アクセスさせる」「動画サイトで動画再生用のアプリをインストールさせる」などがあります。

 ユーザーにこうした行為を促した後、突然、契約成立を宣言し、ユーザーの個体識別情報IPアドレスプロバイダ名等を表示して、さも個人を特定できているような印象を与え、料金を要求するのです。

 当然ながら、契約は双方の合意があって初めて成り立つものですから、このような一方的な契約成立の宣言には何の意味もありません。

 それどころか、契約の不成立を知りながら、金銭の支払いを要求するサイト側の行為は、契約がないのにあったと誤信させて金銭を支払わせるという点で詐欺罪(刑法246条)にあたります。
また、要求の方法によっては恐喝罪(同249条)になる場合もあります。

 さらに、ワンクリック詐欺は

  1. 特定商取引法14条(顧客の意に反して契約の申し込みをさせようとする行為の禁止)
  2. 同法11条(通信販売の広告には、販売価格や売買契約申し込みの撤回・解除に関する事項等を表示せよとする広告表記義務)

に違反する可能性も高いと言えます。
 次回は、ワンクリック詐欺への対処法です。

credit:Fingrene i maskinen / angermann

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