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「判例」に関する記事一覧

運送業者に高価な荷物を紛失された!どこまで賠償してもらえる?

最高裁平成10年4月30日判決  皆さんは宅配便を利用するとき、荷物の内容物が運送業者提示の補償額を超えないよう意識しますか?補償額より高価な物品でも、「たぶん大丈夫だろう」とそのまま送ってしまうこと... 続きを読む


和解による解決VS錯誤による無効、どっちが優先?

最高裁昭和33年6月14日判決  トラブルの相手方と和解したあとで、合意内容の欠陥に気づいたら...このままこの内容で決着するのは悔しいですよね。 当然「こんな不利な条件だと思わなかった。勘違いで合意... 続きを読む


高すぎる弁護士報酬は暴利行為になる?

東京地裁平成20年6月19日判決  平成16年に弁護士報酬会規(弁護士報酬の基準を定めたもの)が廃止されて以来、弁護士は依頼者との間で自由に報酬を決められるようになりました。 したがって現在では、依頼... 続きを読む


不貞妻が夫にムリヤリ約束させられた慰謝料支払等は無効?

仙台地裁平成21年2月26日判決  妻の不貞行為が原因で離婚したカップルが交わした「財産分与合意書」と「慰謝料支払約束書」。 これが夫の暴力によって無理矢理書かされたものだった場合、効力はあるのでしょ... 続きを読む


土地に抵当権を設定した場合、庭石なども対象になる?

最高裁昭和44年3月28日判決  宅地に対する庭石のように、メインの効用を継続的に助けるサブ的役割の物品を、民法では「従物」と呼びます(メインの宅地は「主物」。87条1項)。 この従物である庭石は単品... 続きを読む


むちうち症の損害賠償、被害者の首が長いと減額?

最高裁平成8年10月29日  同じような事故に遭っても、人によって怪我の程度が違うことがあります。その原因は運や身軽さなど色々考えられますが、場合によっては身体的特徴が怪我の悪化を助長することもあるよ... 続きを読む


高低差がある2つの土地、土地の崩壊防止対策はどちらがとるべき?

大審院昭和12年11月19日判決  隣の土地と自分の土地で高低差がある場合、何らかの要因で、高い方から低い方へ土が流れてしまうことがあります。土地が崩壊して大きな被害が出る前に、危険を取り除きたいと考... 続きを読む


父親が事故死...胎児に損害賠償請求権はある?

大審院昭和7年10月6日判決  大正15年3月15日、Aは、鉄道会社Yが経営する鉄道路線の踏切上で、運転手の過失により電車にひかれ、2日後に死亡しました。  当時Aには事実上の婚姻を交わした同棲中の... 続きを読む


業者間の売買では、どの程度商品の説明をしなければならない?

東京地裁平成19年10月29日判決  以前、電動アシスト機能だけでなく自走機能(ペダルをこがなくても走行できる機能)も付いている「モーター搭載自転車」が若者の間で流行しました。 しかし、これは法律上「... 続きを読む


時効の借金を「返す」と言ってしまった...覆せる?

最高裁昭和41年4月20日判決  時効は、期限がきたら自動的に効力を生じるもの。 何もしなくても債権・債務がなくなる。そんな風に考えていませんか?  実は、時効は期限が来たからと言って勝手に効力を生じ... 続きを読む


相手が小学生でも過失相殺できる?

最高裁昭和39年6月24日判決  事故を起こしてしまった時に相手にも落ち度があれば、「過失相殺(民法722条2項)」を用いて相手の過失を賠償額に反映させることができます。  大人同士ならばこの処理に何... 続きを読む


医療訴訟上、因果関係の立証はどこまで求められる?

最高裁昭和50年10月24日判決  患者側が医師の医療ミスを立証しようとすると、専門知識においても証拠物の収集においても圧倒的に不利な立場に立たされます。 実際のところ、患者側はどこまで論を詰めれば医... 続きを読む


裁判所からの書類を隠された!訴訟の行方は??

東京高裁平成19年9月26日判決  訴訟に関係する書類は、関係者に内容を確実に知らせるため、裁判所から郵送などで直接送付されるのが基本です(民事訴訟法101条)。 これを「送達」といい、訴訟手続の中で... 続きを読む


自分の土地内のものは何でも排除できる?

大審院昭和10年10月5日判決  もしも、自宅の庭にお隣のバイクが置かれていたら?きっと大抵の人が「バイクをどけて下さい」というでしょうね。  これが言えるのは、自分の所有物に関しては、誰からも邪魔さ... 続きを読む


損害賠償額の算定基準はいつ?

~最高裁昭和37年11月16日判決~  ものの価値は一定ではありません。  時間の経過とともに下落するものもあれば、高騰するものもあります。  たとえば土地などは、バブルなどの景況や、周辺開発などの環... 続きを読む


「不貞行為」とは?

~最高裁昭和48年11月15日判決~  離婚の話題でよく登場する「不貞行為」。  配偶者がいるにもかかわらず、自由意思のもと(脅されて仕方なく、などではなく)配偶者以外の異性と性的関係を持つことをいい... 続きを読む


陸路の閉鎖

~最高裁昭和59年4月12日決定~  陸路や水路、橋を壊したり塞いだりして往来を妨害する行為は、刑法124条で禁じられています(往来妨害罪)。  被告人らは、前々から新東京国際空港(成田空港)の建設に... 続きを読む


警察官の発砲行為と正当行為

~福岡高裁平成7年3月23日判決~  警察官は、相当の理由(犯人逮捕や逃走防止、人身の防護、公務執行に対する抵抗抑止)がある場合には、必要最小限の武器使用が認められています。  その際、人に危害を加え... 続きを読む


被害者の転落と殺害行為

~東京高裁平成13年2月20日判決~  被告人Xは、妻Aからヒモ呼ばわり等されて激昂し、出刃包丁でAの左胸部等を数回突き刺したうえ、重傷を負ったAが玄関から逃げ出そうとするのを連れ戻しました。  Xが... 続きを読む


放火前の避難提案と故意

~福岡高裁昭和45年5月16日判決~  狭い道で自動車を運転中、前方に人を発見。  このまま進んだら、もしかしたら衝突してしまうかもしれない・・・  このあとどう考えたかによって、結果的に衝突事故が起... 続きを読む


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