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税理士とは

税理士の仕事とは?

 税理士は税理士法に基づき資格を付与された税務に関する専門家です。税理士の資格は、国家試験に合格した者及びそれと同等の知識を有すると認められている者に付与されています。現在、全国に約6万人余の税理士が登録しており、納税者の依頼により会計帳簿の記帳、税務調査の立会い、税務の相談などの仕事を行っています。
 一方、公認会計士は主に大企業の作成する財務書類の監査または証明をすることが主な仕事です。公認会計士が大企業を相手にするのに対し、税理士は町の中小企業や個人事業者が顧問先となります。税理士が民間の税務のプロフェッショナルといわれる理由がここにあると思います。

税理士になるには?

 税理士になるには、

  1. 税理士試験に合格した者であること
    1. 税理士のほぼ4割がこれにあたります
  2. 税理士試験を免除された者であること
    1. 税務署OBなどは勤続年数に応じて試験が免除されています
    2. また、大学院で税法や会計学の学位をとることによっても試験が免除されます
  3. 弁護士(弁護士となる資格を有する者を含む)
  4. 公認会計士(公認会計士となる資格を有する者を含む)

のいずれかに該当し、税理士会に登録しなければなりません。また、実務経験が2年必要となります。

 税理士試験は1年に1回、8月のはじめに行われます。今でこそクーラーの効いた快適な環境で試験が受けられるようになりましたが、一昔前は地獄でした。クーラーが入ってなかったので、皆「いかにして涼しく試験を受けるか」がテーマでした。試験場は、今からジョギングかといういでたちの若い人や、クレープの下着の上下(つまりステテコ)のおじさん、おでこにアイスノンを巻いた人などで一種異様な雰囲気に包まれていました。それも今となってはなつかしい思い出です。

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