法律豆知識
法律豆知識に関する記事一覧(16ページ目)
無効と取消
みなさんは日常会話で「無効」と「取消」を使い分けていますか。 かく言う私も、「その話は無効だ」「今言ったことは取消させて」など、特に意識しないで使用しています。 しかし、法律上、これらは違う意味... 続きを読む
裁判を傍聴するには?
Aさんは、ニュースなどで裁判員裁判に興味をもったので、一度傍聴に行ってみたいと考えました。この裁判員裁判や、裁判員裁判でない一般の刑事裁判を傍聴するとき、事前に申し込みなどは必要なのでしょうか? 事... 続きを読む
検察庁
冤罪事件の謝罪、検察審査会などのニュースで、ちらほらと見かける「検察」の文字。 どうやら警察とは違うようだけれど...一体どのような組織なのでしょう? わが国は、「犯罪人は即、刑務所に収監!」と... 続きを読む
時効の見直し
2010年4月27日、人を死亡させた罪についての公訴時効を見直す改正刑事訴訟法が成立、即日施行されました。 公訴時効の延長は2005年1月1日の改正(以下、「前回の改正」といいます)でもなされまし... 続きを読む
危険負担
あなたが、Aさんの家を買う契約をしたとしましょう。 このときあなたは、Aさんに家を引き渡せと要求することができます。 この契約上の権利を債権といい、この面ではあなたは債権者です。 しかし、タダ... 続きを読む
釈明権
民事裁判の主役といえば当事者です。 何を主張し、何を証拠として出すか...その選択や責任は全て当事者にあり、裁判所は当事者が出した資料をもとに判断するだけというのが原則です。これを弁論主... 続きを読む
親族
親族って、どのような人をいうのでしょう。 お正月やお盆に集まる親戚は全員親族でしょうか? 血のつながっている人とつながっていない人に違いはあるのでしょうか? 民法上、親族として... 続きを読む
謄本と抄本
戸籍謄本、戸籍抄本...どちらも聞き覚えがあるけれど、何が違うのだろう? そんなあなたのために、今回は謄本と抄本の違いについてご説明します。 謄本とは、文書の原本の内容を、そのまま全部完全... 続きを読む
当事者の欠席
民事訴訟をするのに、当事者が欠席したらどうなるのでしょうか。 民事訴訟には、口頭弁論といって、公開の法廷に当事者双方が出席し、直接口頭で主張を述べ、証拠調べを行うという決まりがあります。... 続きを読む
訴訟参加(独立当事者参加)
訴訟は原告と被告の二者間でするものと思っていませんか? 訴訟の途中から、訴訟外の第三者が新たな当事者として参加し(いわゆる「参加人」)、当事者が複数になる場合があり、これを訴訟参加といい... 続きを読む
判決・決定・命令
判決はなんとなくわかるけれど、決定、命令って何だろうと思われたこと、ありませんか。 これら3つは全て裁判の種類です。 判決は、訴えや請求に対する判断など重要な事項についての裁判で、裁判とい... 続きを読む
カリスマ美容師の心得!
Aさんは、カリスマ美容師です。たくさんのお客さんから指名されます。今日も、愛用のハサミを腰に差して、お客さんのBさんの髪を切ったかと思えば、別のCさんの髪を切り...大忙しです。できるだけ早く、たく... 続きを読む
取調べ
皆さんの中で、取調べとはどんなイメージですか。 暗い取調室にデスクライト、「お前がやったんだろう!」なんて刑事の声に疲弊しきった被疑者...こんなやり取りを想像する限り、とても被疑者が「... 続きを読む
国選弁護制度
もし、刑事事件の犯人として、裁判にかけられることとなったら? どんな法律が使われるのか、自分にはどんな権利や義務があるのか、何を話し、何を黙っておくべきか。わからないことは山のようにある... 続きを読む
政党
いま、相次ぐ新党結成で、政党への注目が高まっています。 政党とは、一般的に、国政や地方政治について意見を同じくする人々が集まり、その政治上の主義、主張、政策等を実現するために政治活動をす... 続きを読む
参政権
政府の政策に関連して、今盛んに話題に上っている参政権。 議論の中心は外国人参政権についてのようですが、これを考える基礎として、そもそも参政権とはどのようなものかを見てみることにしましょう。 ... 続きを読む
最高裁判所裁判官になれる人、なれない人
以下のうち、法律上、最高裁判所の裁判官になれない人物は、どれでしょうか? 69歳の弁護士 39歳の高等裁判所の裁判官 ... 続きを読む
約款
保険契約などの際に渡される約款は、小さい字でびっしり書いてあって、あまり読む気が起こらないもの。どういう性質のものかご存知でしょうか。 約款を使っている代表例として、交通機関があります。鉄道の利用... 続きを読む
法制審議会
現在、凶悪・重大犯罪に関し、25年の公訴時効を撤廃する公訴時効見直しについて、法制審議会が話題となっています。法に関わる事項やそのあり方を話し合うこの会、具体的にはどのような機関なのでしょうか。 ... 続きを読む
定款
皆さんは定款を読まれたことがありますか? 定款とは、会社の組織や活動を定める根本規則、もしくはその根本規則を記載(記録)した書面(電磁的記録)を指します。 株式会社を設立するには、発起人が定... 続きを読む
バリアフリー新法
高齢社会が叫ばれて久しい現代では、若く健康な人々だけを念頭に置いたまちづくりではなく、より広い観点からのまちづくりが求められています。こうしたニーズに応えるため、平成18年12月に施行されたのが、「... 続きを読む
人的担保と物的担保
社会生活を営む上で、私たちはさまざまな契約を結んでいます。 たとえば、銀行からお金を借りる契約ならば、銀行利用者には「お金を返す」という義務が生じることになります。 しかし、こうした... 続きを読む
示談・被害弁償
元横綱が傷害事件を起こした際、被害者と示談が成立したという話は記憶に新しいところ。小さな交通事故くらいならば、これで解決した経験があるという方もおられるかもしれません。 日常よく使うこの... 続きを読む
損失補償
空港やダム、高速道路の建設など、公益目的の活動を行うためには、土地が必要となることがあります。普通は契約によって必要な土地を買収しますが、これがうまくいかなかった時はどうなるのでしょうか。 代替地... 続きを読む
信頼関係破壊の法理
借家に住んでいる人は、お金を払って家を借りる権利、賃借権を行使しています。 賃貸借契約の期間中に、賃借権を無断で譲り渡したり、無断で転貸したりすると、貸主は原則として契約を解除することが... 続きを読む
日本も「道州制」が採用される?
道州制とは、アメリカにおける○○州のように、現在の都道府県に代えて、道または州という広域の自治体をつくり、これまで国が行ってきた事務を担うなどの広域行政を行おうとするものです。実は日本でも、将来的に... 続きを読む
外部交通
透明の板を挟んで座り、話をする受刑者と関係者。ドラマでよく見る面会などのこのシーンは、受刑者の外部との接触という意味で外部交通といいます。 刑執行の最終目標は受刑者の社会復帰ですから、人... 続きを読む
民法上の錯誤
前回説明したように、錯誤はもともと勘違いです。しかし、これを反映した契約が成立してしまっては困りもの。 今回は、民法における勘違いの処理方法、民法上の錯誤のお話です。 民法上の錯誤とは、表... 続きを読む
日本は「生物に関する条約」を締約している?
日本は「生物に関する条約」を締約している? 以下に挙げた「生物に関する条約」のうち、日本が締約していない条約はどれでしょうか? ラムサール条約 ワシントン条約 生物の多様性に関する条約 すべて締約し... 続きを読む
刑法上の錯誤
「錯誤」とは、人の認識と、その認識の対象である客観的な事実が一致しないことをいいます。わかりやすくいえばただの「思い違い」です。 どのようなトラブルも元は人間の行動ですから、そこに「思い違い... 続きを読む