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もしあなたが裁判員に選ばれたら?


もしあなたが裁判員に選ばれたら?に関する記事一覧(6ページ目)

幇助犯

 第16回目の今回は、「幇助犯」について説明します。「幇助」とは、「手伝うこと」を意味し、犯罪の実行行為以外の行為によって、正犯に加担することをいいます。例えば、犯行に必要な道具を用意することなどがこ... 続きを読む


教唆犯

 第15回目の今回は、「教唆犯」について説明します。前回説明したように、刑法上の共犯には、(1)共同正犯、(2)教唆犯、(3)幇助犯の3種類があり、今回説明する教唆犯は、人を唆(そそのか)して犯罪を実... 続きを読む


共同正犯

 日常用語でも悪いことを一緒にしたときに「お前も共犯だ!」などと言われることがあります。刑法上は、(1)2人以上で共同して犯罪を実行した場合(共同正犯)、(2)他人をそそのかして犯罪を行わせた場合(教... 続きを読む


未遂罪

 第13回目の今回は、「未遂罪」について説明します。  日々のニュースでも、殺人未遂などの言葉はよく耳にするので、「殺そうとしたが被害者が亡くならなかった場合が殺人未遂なんだな」ということはイメージが... 続きを読む


自首

 第12回目の今回は、「自首」について説明します。  自首については、先日も名古屋の女性拉致・殺害事件で、2名の被告人が死刑となったのに対して、最初に闇サイトで犯行仲間を募った被告人に対して、「自首に... 続きを読む


責任年齢

 第11回目の今回は、「責任年齢」について説明します。  刑法では、「十四歳に満たない者の行為は、罰しない。」と規定し、14歳未満の者が罪にあたる行為をしても罰せられることはありません。これは、犯罪予... 続きを読む


責任能力

 第10回目の今回は、「責任能力」について説明します。  凶悪事件が起こると、精神鑑定が行われることがあります。これは、責任能力の有無を確認するためです。責任能力とは、「物事の理非・善悪を弁別し、かつ... 続きを読む


過失

 第9回目の今回は、「過失」について説明します。  前回の「故意」の説明でも書いたように、原則として故意がない場合には罰せられません。しかしながら、交通事故などを考えてもわかるように、不注意によって人... 続きを読む


故意

 第8回目の今回は、「故意」について説明します。  「故意」とは、「罪を犯す意思」のことで、原則として故意がない場合には罰せられません(故意犯処罰の原則)。  殺人の故意(殺意)を例に考えると、「死ね... 続きを読む


緊急避難

 第7回目の今回は、「緊急避難」について説明します。  乗っていた船が沈没してあなたは海に投げ出されてしまいました。岸までは遠く、泳いでいける距離ではありません。そのとき、浮き輪が1つこちらに流れてき... 続きを読む


正当防衛

 第6回目の今回は、「正当防衛」について説明します。  「正当防衛」という言葉については、日常会話でも使われることがあるため、比較的イメージしやすいのではないでしょうか。「相手がいきなり殴りかかってき... 続きを読む


行為時の事情によって罪が成立しない場合

 第5回目の今回は、「行為時の事情によって罪が成立しない場合」について説明します。  客観的には犯罪にあたる行為を行い、その結果が発生していても、罪が成立しない場合があります。典型例は、医師による手術... 続きを読む


執行猶予

 第4回目の今回は、「執行猶予」について説明します。  執行猶予とは、刑の執行を一定期間猶予するもので、猶予期間が満了すれば、その刑を受けることがなくなる制度です。報道などでは、執行猶予の付かない有罪... 続きを読む


刑の種類

 第3回目の今回は、「刑の種類」について説明します。  刑法に定められている刑の種類は、全部で7種類あります。死刑、懲役、禁錮、罰金、拘留、科料、没収です。これらのうち、没収は単独で言い渡されることは... 続きを読む


誰に対して刑法は適用されるのか?

 第2回目の今回は、「誰に対して刑法は適用されるのか?」というお話をしようと思います。  まず、刑法は「この法律は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用する」と規定していることから、国籍のいかん... 続きを読む


何をすると罪になるのか?

 今回から新しい連載として「裁判員のための刑法入門」をお送りします。2009年5月からスタートする裁判員制度。参加するにあたって法律に関する知識は不要だとされていますが、耳慣れない法律用語が続くのはや... 続きを読む


[裁判員制度] 結びにかえて

 32回にわたってお送りしてきました「もしあなたが裁判員に選ばれたら?」ですが、今回をもっていったんの区切りとしたいと思います。最後のテーマは「結局、裁判員制度って何?」です。  連載を通じて読者の皆... 続きを読む


[裁判員制度] 読者の質問にお答えして(7)

 今回も引き続き、読者の皆さんからいただいた質問に回答していきたいと思います。 Q 裁判所に呼ばれる日時はどのくらい前にわかるのですか? A 裁判が行われる日の6週間前までには通知されることになってい... 続きを読む


[裁判員制度] 読者の質問にお答えして(6)

 今回も引き続き、読者の皆さんからいただいた質問に回答していきたいと思います。 Q 一度裁判員をやった人は辞退することができますか? A 過去5年以内に裁判員(補充裁判員を含む)や検察審査員を務めたこ... 続きを読む


[裁判員制度] 読者の質問にお答えして(5)

 今回も引き続き、読者の皆さんからいただいた質問に回答していきたいと思います。 Q 裁判員としてひとつの事件にかかわる期間はどれくらいになりますか? A 審理にかかる日数は、事件によっても変わりますが... 続きを読む


[裁判員制度] 読者の質問にお答えして(4)

今回も引き続き、読者の皆さんからいただいた質問に回答していきたいと思います。 Q 調査票とはどのような内容なのでしょうか? A 2008年10月16日に最高裁から調査票が公開されました。それによる... 続きを読む


[裁判員制度] 読者の質問にお答えして(3)

今回も引き続き、読者の皆さんからいただいた質問に回答していきたいと思います。 Q 裁判員に選ばれたにもかかわらず、裁判当日に特別な事情(病気・ケガや身内の不幸など)で裁判に出席できない場合はどうなるの... 続きを読む


[裁判員制度] 読者の質問にお答えして(2)

 今回も引き続き、読者の皆さんからいただいた質問に回答していきたいと思います。 Q 選ばれた場合、必ず行かなければ...とありましたが、私は病で一人の外出ができません。その場合でも辞退できませんか? ... 続きを読む


[裁判員制度] 読者の質問にお答えして(1)

今回からは、読者の皆さんからいただいた質問に回答していきたいと思います。 Q 裁判員が事実の認定や量刑において態度を留保することは、制度で認められているのでしょうか? A 裁判員法66条2項は、裁判員... 続きを読む


[裁判員制度] 量刑について考える(3)

今回は、殺人の量刑についてみていきたいと思います。平成17年度から平成19年度の殺人罪で有罪判決となった事件の刑の分布は以下のようになっています(司法統計刑事事件編から集計)。 死刑23件 無期85... 続きを読む


[裁判員制度] 量刑について考える(2)

今回は、裁判員制度の対象事件で最も多い強盗致死傷罪の量刑についてみていきたいと思います。平成17年度から平成19年度の強盗致死傷罪で有罪判決となった事件の刑の分布は以下のようになっています(司法統... 続きを読む


[裁判員制度] 量刑について考える(1)

 裁判員に選ばれたときにおそらく一番悩むのが、量刑についてではないでしょうか。日本の法律は、選択できる刑の範囲が非常に広く、例えば殺人罪の場合、「死刑又は無期若しくは五年以上の懲役」となっています(刑... 続きを読む


[裁判員制度] 前科・前歴・累犯

 今回は、日常会話でもよく聞く「前科」のお話です。  前科とは、「過去に確定した有罪の判決を受けたことがあること」をいいます。法令上の用語としては、「犯歴」といいます。   有罪の判決ですので... 続きを読む


[裁判員制度] 違法収集証拠の排除

 この連載の5回目で、捜査について取り上げましたが、その際に、対象者の意に反して身柄を拘束したり、プライバシーを侵害するような捜査については、原則として事前に裁判官の許可を得ることにして、人権が侵害... 続きを読む


[裁判員制度] 裁判員の旅費・日当

 裁判員の旅費・日当については、「裁判員の参加する刑事裁判に関する規則」に定められています。  これによると、旅費については、以下のようになります。 鉄道路線または航路がある場合は、その運賃 鉄道路線... 続きを読む


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